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Excelで文字化けしたCSVの直し方(原因と3つの対処法)

ダウンロードしたCSVをExcelで開くと日本語が「縺ゅ≧」のように化ける。その原因と、Excelの機能・変換ツールを使った直し方、文字化けさせない保存方法を手順つきで解説します。

なぜ文字化けするのか

CSVは見た目は単純な文字の並びですが、中身は「文字コード」という規則で数値に置き換えて保存されています。日本語でよく使われる文字コードは、Windowsで昔から使われてきたShift_JISと、Webや最近のアプリで標準のUTF-8の2つです。ExcelはCSVをダブルクリックで開くと、ファイルの先頭に「BOM」という目印がない限り、日本語版ではShift_JISとして読もうとします。そのため、WebサービスやGoogleスプレッドシートからダウンロードしたBOMなしのUTF-8のCSVを開くと、「縺ゅ≧縺翫」のような漢字の羅列に化けてしまいます。

逆に、Shift_JISのCSVをUTF-8前提のサービスに取り込むと、日本語が「�」などの記号に置き換わります。どちらの場合も、データそのものが壊れているわけではなく、読み方を間違えているだけです。

対処法1:Excelの「データの取り込み」で開く

Excelだけで直す方法です。Microsoft 365やExcel 2019以降では、次の手順で文字コードを指定して開けます。

  1. Excelで新しいブックを開く
  2. 「データ」タブの「テキストまたはCSVから」を選ぶ
  3. CSVファイルを選んで「インポート」
  4. プレビュー画面の「元のファイル」で「65001: Unicode (UTF-8)」を選ぶ
  5. 日本語が正しく表示されたら「読み込み」

この方法は、先頭が0の郵便番号や電話番号が数値として「0」を消されてしまう問題も、「データの変換」で列の型を「テキスト」にすれば防げます。

対処法2:変換ツールで文字コードを変えてから開く

手順が多くて面倒な場合や、同じ作業を何度も行う場合は、ファイル自体の文字コードを変えてしまうのが早道です。CSV文字コード変換ツールでファイルを選び、変換後の文字コードに「UTF-8(BOM付き)」を選んでダウンロードすれば、ダブルクリックで開いても文字化けしません。ツールはブラウザ内だけで動き、ファイルはアップロードされないので、顧客名簿のような個人情報を含むCSVにも使えます。

古い会計ソフトや業務システムに取り込む予定がある場合は、仕様で指定されることの多い「Shift_JIS」を選びます。このとき、絵文字や一部の旧字体などShift_JISにない文字は「?」に置き換わります。ツールはその件数と行番号を表示するので、取り込む前に該当箇所を確認してください。

対処法3:メモ帳で保存し直す

Windows 10以降のメモ帳でも変換できます。CSVをメモ帳で開き、「名前を付けて保存」の画面下にある「エンコード」で「UTF-8 (BOM付き)」を選んで保存します。ただし、数十MBを超える大きなファイルではメモ帳の動作が重くなることがあります。

そもそも文字化けさせない保存方法

Excelで作ったデータをCSVで渡すときは、保存形式の選び方で相手側の文字化けを防げます。Excelの「名前を付けて保存」には「CSV UTF-8 (コンマ区切り)」と「CSV (コンマ区切り)」の2種類があります。前者はBOM付きUTF-8、後者は日本語版WindowsではShift_JISで保存されます。相手がWebサービスやMacユーザーならUTF-8、古いWindowsのシステムならShift_JISを選ぶとトラブルが起きにくくなります。迷ったら、相手に「どちらの文字コードで渡せばよいか」を確認するのが確実です。

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公開日:2026-10-18 運営:Kentinua